170306リアキャリパー部2

アルフェッタのサイドブレーキは、リアインボードブレーキキャリパー上部左右にあるカムを、1本のワイヤーで繋ぎ、リアブレーキを動作させる仕組み。左側はカムに挟んであるだけの構造で引かれると連動する。
キャリパーは以前リビルド品に交換済みだが、カム部の動きが渋かったり、サイドブレーキワイヤーの動きが渋くなると、サイドブレーキをリリースする際に引っかかり、戻ろうとする力が一番弱い左カム部にかかりワイヤーがカムから脱臼したように外れてしまう。
ワイヤーが完全に外れるとサイドブレーキレバーがフリーになり、サイドブレーキがかかったままの状態になってしまう。これが発生するとその都度下に潜って手動でカムロックを解除し、ワイヤーをかけなおししなければならなかった。









170215サイドケーブル1
170215サイドケーブル3
170215サイドケーブル4
面倒くさいし安全上も精神衛生上も宜しくないので、サイドブレーキワイヤーを入手・交換。併せてサイドブレーキカム部の動きを良くするため注油。新品のワイヤーは手で引くとスコスコと気持ちよく作動する。取り付け後、何度かカム外れをチェックし動作OK。暫くはロックに注意を払いつつサイドブレーキを引くようにする。










170308サイドワイヤー(古)
外した古いワイヤーは手で引くとガサガサと、かなりの抵抗感あり。